平成26年4月28日 つまり今年の4月
家電業界の、実はかなり重要な指針が変更になりました。
(参考資料)「電力料金の目安単価」の改定に関する件
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会
1時間1,000Wの電力を使い続けた場合の
複雑な電気代の計算を、簡易的に求めるために使うものですが
1kWhあたり22円(税込) → 1kWhあたり27円(税込) への改定です
これによりカタログなどに載っている電気代がかなり変わります。
もちろん、テレビ・新聞・雑誌、取扱説明書、ホームページ等も変更しなければ
なりません。……てか、変更しろと言われました
単純な家庭用の電気製品の消費電気料金は以下のように出します
消費電力(W)÷1,000×使用時間(時間=h)
×新電力料金目安単価27(円/kWh)=電気代(円)です。
ついでに、少し補足します
消費電力(W) | もしテレビの裏に「定格消費電力230W」と書かれていてもそれは代入しないでください。 定格とはテレビの場合基本的に「主電源をオン」にした時の消費電力です。 むやみなオンオフは無駄遣いですよ。 通常運転時の消費電力はかなり低いです |
使用時間 (時間=h) | 60Wの電球を 1時間連続で点けた場合は「1」です 30分連続なら「0.5」です |
電力料目安単価 | 前回の改定が平成16年2月で目安単価は22円です。 その前は平成8年2月27日で目安単価は19円です(すべて税込) |
さて、昨今の世界情勢、日本近隣の情勢によって、燃料費は高騰しています
電気料金値上げ、および消費税8%にともなう基準単価の変更ですが
8年で3円が
10年で5円上がりました(;一_一)
これをどうとらえるべきか?
あと
「新電力料金目安単価」
の頭の「新」は切り替わった事を伝えるためにつけています
参考資料より抜粋しますが
※当分の間「新電力料金目安単価」と記載すること。
とあり、本来は「電力料金目安単価」です
いままで、「電力料金目安単価」と謳った事がない事が悲しいのですが……
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