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2015年1月21日水曜日

AIが人に指示する時代





今年のお正月、NHKスペシャルとして平成27年1月3日に放送された番組です

「NHKスペシャル NEXT WORLD 私たちの未来」ドラマ完全版ムービー(前編)



正月早々鬱屈とさせる番組を放送したもんだと呆れたもんです

マニュアルと状況確認は人工知能が判断します


「自分で判断するな!」 って現場で言われません?

様々な職種で過去の経験や実績によって
いい方向に事が運ぶ確率が高い

そんな事例をまとめた物が「マニュアル」と呼ばれるものです


もし「自分では,この方がうまくいく」
と考えたり

「明らかに間違った行動では無いのか」
と訝しんでみたり

「ビジネスとして、より収益が上がる」
と編み出しても

実際は自分が知らないだけで、過去に失敗したり
もっと大きな視点で考えた場合、損失が発生してしまう

そんなことがほとんどです

知らない知識をその場で検索する

情報端末を持っていれば、その場で過去の事例やマニュアルを検索できます

ただ、それ自体が高度な技術ですし
そもそも、人間の行動速度の限界があり、いわゆる「間」が悪くなってしまいます

しかし人間以上の速度で検索することが
「機械には可能」といえるまで進化しています


ファーストフードの店員と仮定しましょう

お客様「~~から、変なものが出てきた」
店員「申し訳ありませんでした」「責任者を連れてきますので奥のお部屋でお待ちください」


これが第一次対応としてのマニュアルでしょう
日本では第一に「謝罪」しても法律的に不利になることは、ほぼありません
お客様をカウンターで待たせることは、周りへの被害とお客様の気分を悪化させます
別室で「お茶を振る舞いつつ、気を落ち着かせてもらう」

責任者も交渉しやすく最善策の第一歩でしょう

これくらいは「覚えて当たり前」です


ですが、「ことなかれ」主義な店員をお持ちの店舗では
一気に大問題に発展してしまいます
(現在進行中のファーストフードが世の中にあるらしい)

もしくは「マニュアルを熟知していない店員だったら」どうでしょう?



もし「グーグル・グラス」を付けた店員だったら

http://www.cnn.co.jp/tech/35059153.html
photo credit: cnn.co.jp

音声認識可能なアンドロイド端末からの指示で目の前にマニュアルが開かれる

すでに、そんなことが実際には可能な域に技術は発展しています

音声認識の技術的に「日本語」は、かなり不利なんですが
「英語」を考えた時の音声認識のレベルは、多くの方の想像をはるかに超える物だと断言できます


そして、言語認識人工知能、及び状況認識型AIである

IBM ワトソン

これを「クラウド」で繋ぐ


このサービスが実験的に近日中行われます


ファーストフードの店員なら

これで誰でもできるでしょうね……



建設機械大手 ICTで新事業の動き

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150121/k10014840121000.html


そんなことを正月に思っていたら
今日のNHKニュースで、意外なところからサービス開始の一報がありました




建設業界の人手不足が問題となるなか、建設機械大手の間ではICT=情報通信技術を使って、熟練の技術が必要な作業を機械が支援する新たな事業を始める動きが出ています。

人間では最長で数か月かかることもある現場の測量をドローンと呼ばれる全自動の飛行ロボットで数十分で行い、そのデータを転送した建設用の機械が地面の掘削などを自動で行うということです。
建設機械大手の「コマツ」は、このシステムで建設現場での作業を機械が支援する事業を来月から始めると発表しました。
(記事の内容をわかりやすく再構成しました、原文をお読み下さい)


今後様々なサービスが行われるICT

ファーストフードの例も「ICT」活用の一例です

そしてNHKスペシャルの近未来の映像も「ICT」の未来です



そして残念ながら「ものすごく近い未来」の映像なのでした
2045年ならロボットも当たり前ですからね)


最終的に我々は「攻殻機動隊」の世界を目指しています
(ドコモでも公式的な催し物の場でそんな発言してましたが)

それからすれば、まだまだ初歩の初歩です

こちらの投稿もどうぞ


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